テナジー19の特徴や性能、05との違いを徹底解説

テナジー19レビューラバー

先日テナジーシリーズに、テナジー19という最新ラバーが発売されましたね!ディグニクスシリーズが発売されてから、テナジーユーザーが流れている中でのテナジー19の発売ですが、やはりどんなラバーなのか性能が気になるところです。

発売されたばかりでどんなラバーなのか気になっている方も多いと思うので、この記事ではテナジー19の特徴や性能をレビューしていきたいと思います。

テナジー19について気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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テナジー19の基本スペックや特徴

テナジー19の基本スペックや特徴

最初にテナジー19のスペックや特徴について説明していきます。

テナジー19のスペック

まずはテナジー19の基本的なスペックを見ていきましょう。

発売日値段重さ(特厚)スピード/スピン硬度
2021年3月1日オープンプライス45グラム前後(カット後)13.2/11.736度

硬度は36度とテナジー05と同じ硬度になっています。またラバーの重さはカット前で70グラム前後、カット後で45グラム前後という重さになりました。ラバーの中でも軽めな方ですし、扱いやすい重さで良いですね!

テナジー19の特徴

続いてテナジー19の特徴を見ていきます。テナジー19には、以下のような特徴があります。

シートの粒形状が小さい

1つ目の特徴は、シートの粒形状にあります。シートの粒形状が他のテナジーやラバーに比べて細めの1.5mmになっています。

この小さな粒をラバーのルール限界まで密集させることにより、打球時の高い回転量とボールのスピードを最大限に発揮してくれます。

スプリングスポンジを搭載

2つ目の特徴は、テナジーシリーズおなじみのスプリングスポンジを搭載していることです。元メーカー社員の方に聞いたところ、このスポンジは本当にすごいらしく、スプリングスポンジがテナジーに高い性能を発揮させています。

またこのスプリングスポンジと、シートの小さな粒形状を組み合わせることで、今までのテナジーシリーズよりもボールを掴む感覚を実現しています。

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テナジー19の性能を細かくレビュー

テナジー19の性能を細かくレビュー

テナジー19の特徴についてわかったところで、実際に性能を技術毎に細かくレビューしていきます。

フォアの技術

まずはフォアハンドの技術からです。

スピードドライブ

スピードドライブですが打球感が思ったよりも柔らかくて、ボールをしっかりとつかむ感覚があり、ラバーに食い込んで飛んで行ってくれるので、すごく弾むような感じがしました。

安定性もありますしスピードもしっかりと出てくれるので、すごく良いスピードドライブが打てます。

ループドライブ

ループドライブは、思ったよりも回転はかからなかった印象があります。もちろんテナジーなのでしっかりと回転はかかっていますが、他のテナジーと比較すると弱いかなと言った感じです。ただボール自体は安定します。

ミート打ち

ミート打ちは、スピードドライブの時と同じで強く打った時の打球感が結構柔らかくて、一度しっかりラバーに食い込んでくれるので掴む感覚があり、かなり弾きやすかったです。

また自分の力で飛ばせている感じもありますが、かなり深く入ってくれるので相手は打ち返しづらそうなボールになります。

カウンター

カウンターに関しては、軽く振っただけで速いボールが出ますし、かなり深く入ってくれて質が高かったです。ただし結構弾むので、大振りしすぎると簡単にオーバーミスしそうなので、注意が必要です。

台上技術

台上技術は、テナジー19は弾む分少し抑えた打ち方が必要なかなと感じました。フリックなどの攻撃技術はまあ大丈夫ですが、ストップはしっかり押さえないと中途半端に長くなるので注意です。

ブロック

ブロックに関しては、結構回転の影響を受けやすいかなと思いました。打つ瞬間の力加減やラケットの角度など、調整しないとミスしそうです。慣れたら大丈夫だと思うので、慣れるまでしっかり練習しましょうって感じですね。

バックの技術

続いてバックハンドの技術です。

スピードドライブ

バックでのスピードドライブも打球感が柔らかく、スピードも出て個人的には凄い打ちやすくて好きですね。ただ強く打ちにいきすぎると弾みすぎてオーバーミスしそうなので、少し注意が必要です。

ループドライブ

ループドライブは、フォアよりもバックの方が打ちやすくて、薄く捉えれば捉えるほど回転がかかりそうな感じがしました。ループドライブを打っても結構深く入ってくれるので、相手は取りづらそうです。

ミート打ち

ミート打ちに関しても、打球感が柔らかいのでしっかり食い込ませて打てるので、かなり打ちやすいです。ミート打ちもフォアでも打ちやすかったですが、バックの方が打ちやすい印象です。

カウンター

カウンターは、バックでは少しだけ押し負けそうな感じがありました。めちゃめちゃ難しいっていうわけではないですが、結構繊細なボールタッチが必要な気がします。

台上技術

台上技術は、フォアでの印象と変わらないですね。チキータなどの攻撃技術や打ちやすかったです。ストップやツッツキに関しては、力加減が必要です。

ブロック

ブロックもフォアと同じで、回転の影響を受けやすい印象です。ボールタッチの調整をしっかりしないと最初はミスが多くなりそうですので、練習が必要です。

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テナジー19の寿命は?

テナジー19の寿命は?

テナジー19の寿命に関しては、まだ発売されたばかりで数回しか使っていないので何とも言えません。ただ、バタフライの公式で今までのテナジーよりも寿命が延びたという発表もありません。

というところから、まだ自分の憶測にすぎませんが今までのテナジーシリーズ同様に、寿命はかなり短くて1か月前後のような気がします。

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他のテナジーシリーズとの比較

他のテナジーと比較

最後に、他のテナジーシリーズと比較をしてみました。今回はBUTTERFLYの公式サイトでも比較されているテナジー05と比較をしてみました。

まず硬度は05も19も硬式では36度とされていますが、打球感は19の方が柔らかく感じ、19の方がボールを掴む感覚がすごくありました。上回転に対してのドライブを打った感じも19の方が柔らかくしっかりと弾んでいて、深いボールが入りました。

ただ下回転打ちに関しては、05の方が打球感が硬い分、19よりも05の方が安心してスイングできる印象ですね。19の方がネットミスしそうな感じがありました。ただ、上手く入った時は05よりも19の方が鋭いドライブが打てます。

まとめると05に比べて19は、下回転打ちこそ少しだけ不安はありますが、上回転に対してのドライブやカウンターなどの攻撃技術はかなり質の高いボールが打てるといった感じですね。

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まとめ

まとめ

この記事では、テナジー19の特徴や性能、05との違いを徹底解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?

テナジー19は、独特な細い粒形状のおかげで打球感が柔らかくなり、ボールを掴む感覚に優れていて軽くスイングしただけでしっかりと弧を描いてくれて、深くボールが入ってくれます。上回転に対してはかなり万能なラバーです。

下回転打ちも入ればかなり質の高いボールになりますが、テナジー05の方が打っていて安心感はあります。またブロックなどの相手の回転のかかったボールに対してどうにかする技術に関しても、回転の影響を少し受けやすいので慣れが必要かなと感じました。

ただし、この辺りは慣れれば問題ないと思うので、この記事を見て少しでもテナジー19が気になった方は、是非手に取ってみてください!

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