皆さんこんにちは!先日、V11エキストラのレビュー記事を書いたところ、早くも多くの人に読んでいただけたいるので、この記事では、同メーカーVICTASの人気ラバー「V15エキストラ」のレビューをしていきたいと思います。
V11エキストラとV15エキストラの違いが気になっていた方が多いようなので、V15シリーズの特徴や違いも気になっているのではないでしょうか?
少しでも気になっている方がいれば、この記事を読めばわかると思いますので、是非参考にしていただければと思います!
V15エキストラとは
V15エキストラは、日本の大手卓球メーカー「VICTAS」から出ているラバーで、VICTASの中で一番上級者向けとされているラバーになります。
東京オリンピック代表の丹羽孝希選手がVICTASと契約してから注目されはじめて、今では多くの有名な卓球選手も使用しているラバーになります。
V15エキストラを使っている有名選手
それではまず、V15エキストラを使用している有名な卓球選手に、どんな選手がいるか見ていきましょう。
選手名 | フォア面のラバー | バック面のラバー |
---|---|---|
丹羽孝希 | V15エキストラ | V15エキストラ |
松平賢二 | V15エキストラ | V15エキストラ |
木原美悠 | V15エキストラ | VO102 |
小塩遥菜 | V15エキストラ | カールP1Rソフト |
緒方遼太郎 | V15エキストラ | V15エキストラ |
このように見てみると、両面に貼って使用している選手が多いですね!また、V15エキストラは攻撃用のラバーですが、カットマンの小塩遥菜選手も使用しているようです。
V15エキストラとテナジーの違い
まず、バタフライの人気ラバーのテナジーと、V15エキストラの違いから見ていきましょう。
テナジーの方が両ハンドで使える
まず人気ラバーなだけあって、テナジーはフォアとバックどちらでもドライブを打ちやすいです。ある程度柔らかいラバーなので、全体的にテナジーの方が万能なラバーという印象です。
対してV15エキストラはかなりスポンジが硬めのラバーになるので、どちらかと言うとフォア面で使いやすいラバーとなります。個人的にバックでは使えません。
V15エキストラの方が安いしコスパが良い
テナジーは8,000円から9,000円かかるのに対して、V15エキストラは6,600円と2,000円から3,000円安いです。また、寿命もV15エキストラの方が長いので、コスパを考えるとV15エキストラの方がいいですね。
V15エキストラの方が硬く、カウンターが打ちやすい
個人的にカウンターに関しては、テナジーよりもV15エキストラの方が打ちやすいです。V15エキストラの方がスポンジが硬いので、カウンターを打つときに食い込みすぎず、しっかり打ち返せる感じがします。
V15エキストラの特徴/メリット・デメリット
V15エキストラの特徴はどんなものがあるでしょうか?メリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
V15エキストラの良い所(メリット)
まずは、V15エキストラを使うメリットから見ていきます。
威力が出やすい
まず1つ目のV15エキストラを使うメリットは、ドライブやスマッシュなどの攻撃の技術の威力が出やすいことです。ラバーのスポンジが硬い分、スピードも出てくれるため、1発で決めにいきやすいラバーになっています。
スイングスピードが早ければ早い分、威力が出て質の高い攻撃を打つことが出きるので、安定よりもパワー系のドライブを打ちたい方にはオススメのラバーになります。
相手のドライブの回転に負けない
もう1つのメリットは、相手のドライブの回転に負けないことです。特に相手のドライブに対してカウンターを打つ場面で、相手のドライブの回転に負けて食い込みすぎず掴む感覚があり、自分で打ち返せている感覚があります。
V15エキストラの悪い所(デメリット)
続いてV15エキストラのデメリットを見ていきましょう。
スポンジが硬いのでコントロールがしにくい
V15エキストラのデメリットは、スポンジが硬い分、ボールのコントロールがしにくいことです。ボールの弾みが良いので、ある程度技術がない人が使うと、狙ったところに打てない場合があります。
また、パワーがなかったりスイングスピードが遅い人が使うと、ボールをラバーに食い込ませる前に飛んでいって、自分の力で打てずミスしてしまうので注意しましょう。
V15シリーズのそれぞれの種類の特徴と値段・価格
V15エキストラについてはわかってきたと思います。ではV15シリーズのそれぞれの特徴と比較していきましょう。
V15シリーズのそれぞれのスペックを比較
種類 | ラバー種類 | 値段 | 硬度 |
---|---|---|---|
V15エキストラ | ハイエナジーテンション裏ソフト | 6,000円 | 47.5度 |
V15スティフ | ハイエナジーテンション裏ソフト | 6,000円 | 45度 |
V15リンバー | ハイエナジーテンション裏ソフト | 6,000円 | 40度 |
V15エキストラの特徴
V15エキストラは、他のV15シリーズに比べるとかなり硬めのラバーになります。硬めのラバーなので球離れが早く、長めにボールをラバーに当てる意識を持たないと、勝手に飛んで行ってしまいミスしてしまうので注意が必要です。
しかし、その分V15エキストラを使いこなせた時は、ドライブやカウンターなどの攻撃技術の威力が強く、中級者から上級者のドライブマンにはもってこいのラバーです。
V15スティフの特徴
V15スティフは、V15エキストラとV15リンバーの間の硬さのスポンジが使用されていて、程よい柔らかさのラバーになっています。1発で決めにいくというよりかは、ラリー戦で勝ちたいという方にオススメのラバーです。
フォアドライブ、バックドライブどちらも打ちやすく、両面に貼っても問題なく安心感のあるラバーです。
V15リンバーの特徴
V15リンバーは、V15シリーズの中でも一番スポンジが柔らかく、コントロールや攻守の安定性を重視したラバーになります。スポンジが柔らかいため、パワーがない選手でも両ハンドしっかり打つことができ、使いやすくなっています。
また、ドライブを打った時の高い音が気持ちよく、打っていて爽快感がすごいです。V15リンバーも両面に貼っていて問題ないですが、パワードライブを打ちたい方には、物足りないかもしれません。
V15エキストラの寿命
V15エキストラの寿命は、そこまで短くはないかなと個人的には思いました。週5回2時間ずつ練習で使用したところ、だいたい1か月半から2か月くらいでシートが白くなり寿命が来ました。
他のラバーであれば、1か月くらいで寿命が来ているので、まだ長く持った方かなと思います。週1回から2回の練習の方だと、3か月以上は持ちそうなので、V15エキストラはコスパ的にも良いラバーだと思いました。
V15エキストラの評判/レビュー
最後に、V15エキストラの評判を見ていきます。世間一般の評判と、自分が実際に使ってみた感想をそれぞれ紹介していきます。
世間一般的な評判/レビュー
世間一般の評判を見てみると「V15エキストラは硬くてカウンターがしやすく威力も出る」や「後陣からでも威力のあるドライブが打てる」など、やはり攻撃技術の威力が出ることに定評があるようです。
しかしながら「自分の力で打つ前に飛ぶ」や「コントロールが難しい」と言った意見もあるので、やはり使用する人を選ぶラバーでもありますね。万人に受けるラバーではなさそうです。
自分が使ってみた感想/レビュー
自分が実際にV15エキストラを使ってみた感想ですが、男性にしてはパワーがあまりない方なので、やはり少し硬すぎるなと感じました。しっかり自分の力で当てて飛ばしに行かないと、コントロールが難しくうまく飛ばせないです。
しかしながらドライブの威力はすごく上がり、ブロックしてくれる練習相手にも球が重くなったと言われるほどです。また、最初こそコントロールが難しかったですが、慣れてくると徐々に打球感が好きになり、特に下回転打ちが気持ちいいほど入るようになりました。
個人的には、使うならフォア面で使いますね。バック面ではパワーがなさすぎて使える気がしないです。
まとめ
この記事では、V15エキストラの特徴や評判、V15シリーズとの違いを紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
V15エキストラは、スポンジが硬めな分、ドライブに威力が出て質の高いボールを打つことができます。個人的にはスポンジが硬く、バック面で使うには力負けして使いこなせないので、フォア面で使うことをオススメします。
ただ、中級者から上級者向けのラバーになるので、初級者から中級者くらいの方は、まずはV15リンバーなどコントロールしやすい柔らかめのラバーから使いましょう。
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