最近ではいろいろな物の価格高騰の話題が多い世の中ですが、卓球界でも7,000円から10,000円という高価格のラバーが増えてきていますよね。(価格高騰ではなく高スペックなのが理由ですが)
そんな中、「レッドモンキー」というコスパ最強のラバーが発売されていることをご存知でしょうか?
この記事では、コスパ最強ラバー「レッドモンキー」のレビューや、レッドモンキーとレッドモンキースピンの違いについて紹介していきます。
レッドモンキーとは?
まずは、レッドモンキーやレッドモンキースピンがどのようなラバーなのか、スペックなどを確認していきましょう。
レッドモンキーについて
レッドモンキーは、卓球のネットメディアで有名な「Rallys」が開発したラバーになります。
卓球メーカーではありませんが、とあることをきっかけにラバーを開発し、発売まで持っていったそうです。
卓球メーカーではない企業が開発したラバーって、実際スペックはどうなのか気になるところですよね。
レッドモンキーとレッドモンキースピンのスペックを比較
名前 | 種類 | 値段 | 重さ(特厚) | 硬度 |
---|---|---|---|---|
レッドモンキー | 裏ソフトラバー | 3,980円 | 48グラム前後 | 50度 |
レッドモンキースピン | 裏ソフトラバー | 3,980円 | 45グラム前後 | 46度 |
上記をご覧の通り、レッドモンキーもレッドモンキースピンも値段が「3,980円」と、最近のどこの卓球メーカーから発売されるラバーよりも激安です。
メーカーじゃない企業が開発していて3,980円のラバーって、「性能どうなの?」ってちょっと敬遠しそうですね。
性能が低いのか、もしくは初心者用のラバーだと思いがちですが、実際どうでしょうか。以下で見ていきましょう。
レッドモンキーの特徴/メリット・デメリット
では、レッドモンキーを使うメリットとデメリットを紹介していきます。
レッドモンキーの良い所(メリット)
まずはレッドモンキーを使うメリットからです。
値段が安い
まずは何と言っても「3,980円」という値段の安さが最大のメリットと言えるでしょう。
卓球というスポーツではラバーは消耗品で、最低でも3か月~6か月に1回は新しくしないといけないので、値段にはシビアになります。
最近のラバーは安くても5,000円~6,000円のものが多い中、この値段はすごく安いですよね。
癖がなく使いやすい
レッドモンキーもレッドモンキースピンも、比較的弾んでくれて癖がなく使いやすいラバーです。
ある程度弧線を描いてくれるので、安定しやすいのが特徴です。
レッドモンキーの悪い所(デメリット)
続いて、レッドモンキーを使うデメリットです。
開発経験や有名選手の使用実績がない
デメリットとしては、やっぱり卓球メーカーではない企業が開発している点や、まだ有名選手が使用していない点ですね。
このことから、性能に不安を感じてしまう方や敬遠してしまう方が多いのではないでしょうか。
ただ、関東学生リーグのトップで活躍している中央大学の選手たちに試打してもらい高評価を得ているのも事実です。
レッドモンキーとレッドモンキースピンの違い
ではレッドモンキーとレッドモンキースピンは何が違うのでしょうか?2つのラバーの違いを見ていきましょう。
パワーヒッターはレッドモンキー
レッドモンキーはスポンジ硬度が50度と硬めなので、どちらかというとゴリゴリにスピードドライブを打ったり前陣でカウンターをする、パワーヒッター向けのラバーになります。
男性や、上回転のラリーで打ち負けたくない方にオススメのラバーです。
安定性を高めたい方はレッドモンキースピン
対してレッドモンキースピンは、下回転に対してのドライブや弧線を描いて繋ぎのドライブなど安定してラリーをしたい方向けのラバーになります。
コントロールや安定性を高めたい方にオススメのラバーです。
レッドモンキーとレッドモンキースピンの評判/レビュー
最後に、レッドモンキーとレッドモンキースピンの評判やレビューを見ていきましょう。
レッドモンキーの評判/レビュー
まずはレッドモンキーのレビューからです。
ドライブ
スポンジ硬度が50度ということですが、ドライブを打つ際にそこまで硬さを感じなかったです。
弾道はどちらかというと直線的で、値段の割にスピードも出るので、思ったよりも好印象ですね。
スイングを早くすればするほど、良いドライブが打てます。
カウンター
回転をかけていなすカウンターよりも、相手のドライブの威力を利用して打つミート系のカウンターが打ちやすかったです。
ドライブだけでなく、ミート系の技術を使う方にオススメかもしれません。
ブロック
ブロックも比較的止まりやすく、打ちづらい印象はありませんでした。
台上技術
ツッツキはある程度切れますし、ストップも飛びすぎることなくしっかり止まりました。
フリックは繋ぐフリックよりも、打ち抜くフリックが打ちやすかったです。
レッドモンキースピンの評判/レビュー
続いて、レッドモンキースピンのレビューです。
ドライブ
レッドモンキーに比べて、レッドモンキースピンの方が弧線がしっかり描かれたドライブが打てます。
スピードは若干落ちますが、安定性が抜群で狙ったコースに打てる感覚がありました。
カウンター
ミートもいなすカウンターも打ちやすい印象でした。
ただ、相手のドライブの威力が強すぎると、少し打ち負けてしまいそうな感じです。
甘いドライブはカウンターし、威力あるドライブはブロックでしのいだ方がいいかもしれません。
ブロック
ブロックは、レッドモンキーと大差ない感じです。可もなく不可もなく、打ちづらい印象はないです。
台上技術
台上技術は、ツッツキもストップも問題なく打ちやすく、しっかり台に収まってくれます。
フリックは打ち抜くフリックも繋ぐフリックも打ちやすかったので、台上技術はどちらかというとレッドモンキーよりもレッドモンキースピンの方が安定する印象でした。
まとめ
この記事では、卓球メディア「Rallys」から発売されているレッドモンキーとレッドモンキースピンの特徴や評判をまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか。
レッドモンキーシリーズは、値段がすごく安く卓球メーカーが開発しているわけではないので逆に最初は敬遠されがちですが、値段が安い+性能も良いので、最強コスパのラバーと言えます。
レッドモンキーは中上級者以上の方、レッドモンキースピンは初中級者から中上級者まで幅広くオススメできるラバーだと思います。
「性能の良いラバーを使いたいけどできるだけ値段を抑えたい」だったり、「ちょっと気になるけど敬遠している」という方は、思い切って使ってみることをオススメします。
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