VJ07シリーズは、初心者から初中級者向けにVICTASから発売されているラバーですが、具体的にどんなラバーかご存知でしょうか?
この記事では、ラバー選びで悩んでいる初心者や初中級者向けに、VJ07シリーズの4枚のラバーの特徴や評判を徹底解説していきます。
VJ07シリーズについて気になる方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
VJ07シリーズとは?
VJ07シリーズは、日本の卓球メーカー「VICTAS」から2019年に発売された、初心者から初中級者向けに発売されたラバーです。
VJ07シリーズには「VJ07レギュラー」「VJ07リンバー」「VJ07スティフ」「VJC07スティッキーエキストラ」の4種類のラバーがあります。
価格帯も他のVICTASのラバーに比べてリーズナブルになっているので、それぞれの戦型似合わせてステップアップしていくにはピッタリのラバーになっています。
VJ07シリーズの特徴/メリット・デメリット
ではまずVJ07シリーズの特徴を見ていきましょう。
VJ07シリーズの良い所(メリット)
VJ07シリーズの良いところは以下になります。
コントロールがしやすい
VJ07シリーズの1つ目の良いところは、なんといってもボールのコントロールがしやすいことです。
卓球はコントロールができないとミスばかりになって、ラリーにもなりません。
その点VJ07シリーズはどのラバーもコントロールがしやすく安定するので、基礎を身につけるにはピッタリのラバーになります。
ラバーの重さが軽い
VJ07シリーズの2つ目の良いところは、ラバーの重さが非常に軽いところです。
卓球を覚えたての方が重いラバーやラケットを使うと、ラケットヘッドが下がりすぎたり変な癖がついてしまうこともありますし、そもそも振り遅れたりもしてしまいます。
ですが、VJ07シリーズはどのラバーもめちゃめちゃ軽いので、初心者や小中学生や女性にはオススメのラバーになります。
VJ07シリーズの悪い所(デメリット)
続いてVJ07シリーズの悪いところを見ていきます。
中級者以上には物足りないラバー
VJ07シリーズの悪いところは特にありませんが、強いて言うなら中級者以上には物足りないかなと思います。
そもそも初中級者向けとして発売されたラバーなので仕方ないのですが、中級者以上の方が使うと弾みや回転荷物足りなさを感じます。
ですので、中上級者の方は買わないようにしましょう。
VJ07シリーズのそれぞれの種類の特徴と値段・価格
VJ07シリーズの特徴がわかったところで、続いてシリーズのそれぞれの特徴やスペックを見ていきましょう。
VJ07シリーズのそれぞれのスペックを比較
種類 | 発売日 | 値段 | 硬度 |
---|---|---|---|
VJ07レギュラー | 2019年4月 | 3,500円(税抜) | 42.5度 |
VJ07リンバー | 2019年4月 | 4,200円(税抜) | 40度 |
VJ07スティフ | 2019年6月 | 4,200円(税抜) | 45度 |
VJC07スティッキーエキストラ | 2019年6月 | 4,800円(税抜) | 47.5度 |
VJ07レギュラーの特徴
VJ07レギュラーは、シリーズの中でも一番オーソドックスで卓球初心者向けのラバーになります。
フォアに貼ってもよしバックに貼ってもよしで、どちらで使っても程よく回転やスピードが出てくれます。
また初級者向けではありますが、ある程度の弾みもあるので初中級者までは使える万能ラバーです。
VJ07リンバーの特徴
VJ07リンバーは、シリーズの中でも一番スポンジが柔らかく、安定感やコントロール性能に優れているラバーです。
またボールもラバーにしっかりと食い込んでくれるので、自分の力で食い込ませて飛ばす感覚を掴みたい方や、ドライブをしっかりと打つ練習をしたい方にオススメのラバーになります。
安定した攻撃を身につけたい方は、VJ07リンバーを使うと良いかもしれません。
VJ07スティフの特徴
VJ07スティフは、程よいスポンジ硬度や打球感が売りのラバーで、回転をかけたい方もミート打ちをしたい方にもオススメのラバーになります。
初級者向けのラバーではありますが、その中でもスピードを出したいという方が使うと良いかもしれません。
VJC07スティッキーエキストラの特徴
VJC07スティッキーエキストラは、シリーズの中で唯一の粘着ラバーで回転が一番かかりやすいラバーになります。
また値段も一番高いだけあって他の性能も良く、特にミート打ちをした時の弾みや直線的な弾道は粘着ラバーらしさがありますし、ループドライブを打った時の回転量には満足のいくものがあります。
今後キョウヒョウやトリプルシリーズなどの粘着ラバーを使ってみたいという方や、初めて粘着ラバーを使うといった方にはオススメのラバーになります。
VJ07シリーズを使ってみた感想/レビュー
最後にVJ07シリーズを実際に使ってみた感想を載せておきます。
VJ07レギュラーを使ってみた感想/レビュー
VJ07レギュラーを使ってみた感想ですが、程よく弾んでくれて基礎を学ぶにはピッタリのラバーだと思いました。
それ程スピードも回転も出ませんが、コントロールがしやすくまさに初級者向けといった打球感のラバーです。
VJ07リンバーを使ってみた感想/レビュー
VJ07リンバーを使ってみた感想ですが、かなりスポンジが柔らかく、ドライブを打つとしっかり食い込んでくれるので安定性の高いラバーだと思いました。
またかなり軽いので、おもいっきりスイングしてドライブを振ってもしっかり台に収まってくれるので、打っていて安心感があります。
使うとしたら、バック面に貼りたいラバーですね。
VJ07スティフを使ってみた感想/レビュー
VJ07スティフを使ってみた感想は、リンバーに比べると少し硬めですが程よい硬さで、スピードの出やすいラバーだと思います。
程よい硬さですがグリップ力もあるので、ドライブもブロックも打ちやすく、また弾道が少しだけ低めになるのでスピード感のあるドライブが出ると言った感じですね。
個人的にスティフは、フォアで使いたいラバーですね。
VJ07スティッキーエキストラを使ってみた感想/レビュー
VJ07スティッキーエキストラを使ってみた感想ですが、体の使い方も身についていない初心者がいきなり使うには、ボールを飛ばすのが少し難しいと感じました。
イメージとしては、まずは通常のレギュラーやリンバーなどのラバーで基礎を身に着けて、体の使い方を覚えてからスティッキーエキストラを使うと良いと思います。
この流れでスティッキーエキストラを使えば、ボールをしっかり飛ばせて粘着ラバーの道に進みやすいと思います。
まとめ
この記事では、VICTASの初中上級者向けのラバー、VJ07シリーズの特徴や評判を徹底解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
VJ07シリーズは値段もリーズナブルで、打球も安定していて非常に扱いやすく、また重さも軽いのでまさに初級者から初中級者にピッタリのラバーだと思いました。
特に個人的にはスティフとリンバーが扱いやすく、良いボールも出るのでオススメかなと思います。自分が使うならフォアにVJ07スティフ、バックにVJ07リンバーですね。
もしこの記事を見てVJ07シリーズが気になるという方は、値段もリーズナブルなので試しに使ってみてはいかがでしょうか。
コメント