卓球界で大人気の高性能ラバーと言えば、皆さんご存知の「テナジー」ですよね。
テナジーはかなり高性能ラバーなので、誰もが一度は使ったことがあるか、もしくは使いたいなと思ったことがあるラバーだと思います。
しかしながらテナジーは値段が相当高いラバーなので、使いたくてもなかなか使えない方もいると思います。
この記事ではそんな方々のために、ポストテナジーと言いうべき、打球感が似ていてテナジーに負けないくらいの高性能ラバーを紹介していきたいと思います。
テナジーに少しでも似ているラバーを使いたい方や、テナジー以上のラバーを探している方は、是非参考にしてください。
なぜテナジーが人気なのか
テナジーに似ているラバーを紹介する前に、まずはなぜテナジーが人気なのかをざっくり説明していきましょう。
とにかく弾む
まずテナジーが人気な1つ目の理由は、とにかくボールが弾むということです。
ボールがかなり弾むので、力がない選手でも楽にボールを飛ばすことができますし、スピードのあるボールを打つことができます。
また簡単に威力のあるボールを打つことができるので、練習をしていて強くなった気分になれます。
抜群の安定感
テナジーが人気な2つ目の理由は、抜群の安定感を誇るラバーだからです。
テナジーはかなり弾んで威力も出るラバーですが、スポンジ自体は程よく柔らかいので回転もかかり、ボールが食い込んでくれるので掴む感覚もあります。
回転をかけながらしっかりとボールを掴む感覚があるので、フォアで使ってもバックで使ってもなんでも入る感覚があります。
この2つの理由があるので、高くても使いたいと思う方が多いようです。
テナジーのコスパが悪いと言われる理由
ではなぜテナジーはコスパが悪いのでしょうか?テナジーのコスパが悪いと言われる理由をざっくり説明していきましょう。
値段が高い
テナジーのコスパが悪いと言われる1つ目の理由は、ラバーの値段が高いことです。
ラバー1枚の平均の値段は、4,000円〜6,000円くらいですが、テナジーはオープンプライスですが8,000円前後と非常に高いです。
高くても性能が良ければいいと言ってしまえばそれで終わりですが、一般人からするとこの値段は少し高いですね。
寿命が短い
テナジーのコスパが悪いと言われる2つ目の理由は、ラバーの寿命が非常に短いということです。
週2回2時間使った時の平均寿命が、どのラバーもだいたい3ヶ月程度ですが、テナジーは1ヶ月弱と非常に短いです。
値段が高くても寿命が長ければコスパ良く感じますが、値段が高くて寿命が短いとコスパはかなり悪く感じます。
テナジーに打球感が似ているラバー10枚紹介
では、テナジーに打球感が似ているラバー、テナジーに負けない性能のラバーを10枚紹介していきます。
1.エボリューションMX-D(ティバー)
エボリューションMX-Dは、グリップ力がかなり優れていてどんなボールでもしっかりと掴む感覚が出てくれるので、かなり安定感のあるラバーです。
また、軽くスイングしただけでボールにスピードと威力が出るので、この点もかなりテナジーと同じ感じがします。
個人的には一番テナジーに近く、テナジーに負けないくらい良いラバーだと思っています。
2.ラザンターR48(アンドロ)
ラザンター48は、ドライブの打球感がかなりテナジーに似ていて、とにかく回転をかけやすく引っ掛けて打ちやすいラバーです。
フォアでもバックでも打球感が良く、どっちで使ってもテナジーに負けない感じがします。
ただし、テナジーに比べてラバーも重量が重いので、軽いラバーが良いという方は少し考えたほうが良いかもしれません。
3.ターゲットプロGT-H47(ユニヨール)
ターゲットプロGT-H47は、スポンジ硬度の割に打球感が柔らかく、回転のかかりやすいところがテナジーに似ています。
また寿命が長いと評判のラバーなので、コスパ的に考えてもテナジーより格段に良く、長く同じラバーを使いたい方にオススメです。
4.エボリューションMX-P(ティバー)
エボリューションMX-Pは、上記で紹介したMX-Dの前の世代のラバーですが、テナジーやMX-Dに負けないくらいの威力と安定感が出るラバーです。
MX-Dよりスピードは若干劣りますが、安定感はMX-Pの方があります。ただ、MX-Pでも十分スピードはあるので安定重視ならMX-P、より威力を求めている方はMX-Dをオススメします。
5.オメガVIIツアーi48(エクシオン)
オメガVIIツアーi48は使ったことはないですが、プロ卓球選手が実際に使っている、プロ仕様のラバーです。
テナジー以上の値段はしてしまいますが、打球感の良さやドライブの威力やスピードなどは保証されているようなものです。
あとは寿命が短くなければ、そこまで値段は変わらないのでオメガVIIツアーi48を使うべき、となりそうですね。
6.ファスタークG1(ニッタク)
ファスタークG1は、打球感がとても良くドライブがかなり安定しますし、サーブの回転もしっかりかかってくれる、個人的にはすごく好きなラバーです。
フォア面で使ってもバック面で使っても、どちらで使用しても自身を持ってオススメできるラバーです。
7.V15エキストラ(VICTAS)
V15エキストラは、テナジーに比べると硬めの打球感で直線的なボールになりますが、スピードと威力はかなり出るラバーです。
ドライブやカウンターなどの攻撃技術が、特にテナジーに引けを取らないかなという感覚があります。
8.ヴェンタスエキストラ(VICTAS)
ヴェンタスエキストラは、もともとTSPのスーパーヴェンタスというラバーになります。
47.5度というスポンジ硬度にしては打球感が柔らかく、特にバック面で使用すると引っ掛かりがよく良い音がして、気持ちいいバックドライブが決まります。
弧線はどちらかというと高めで、しっかり回転をかけるとかなりの安定感があるドライブを打てます。
9.Q5(ミズノ)
Q5は、スピードと威力がテナジーに負けないくらい出る、かなり攻撃的なラバーです。
ただし、スポンジは硬めで打球感も少し硬く、ボールはテナジーよりも直線的になります。
またラバーの重量がかなり重いので、この点は注意してください。
10.ロゼナ(バタフライ)
ロゼナは、テナジーと同じバタフライから発売されているラバーで、テナジーと同じスプリングスポンジを使用しています。
ですのでかなり打球感はテナジーと近いものがあります。ただしテナジーに比べると回転やスピード、ボールの威力は劣ります。
性能はやや落ちても、安くてテナジーに近いラバーを探しているという方は、ロゼナをオススメします。
まとめ
この記事ではポストテナジーと言いうべき、打球感が似ていてテナジーに負けないくらいの高性能ラバーを紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
テナジーは、数あるラバーの中でも高性能でプロの選手も使用する素晴らしいラバーですが、値段が高く寿命も短いのでコスパの悪いラバーでもあります。
テナジーと比べ、今回紹介した10枚のラバーは、テナジーと同じくらい高性能且つ、寿命もテナジーのように短くないのでコスパも良いラバーが揃っています。
もし「テナジーを使いたいけど値段が高いし寿命が短いからなー」と悩んでいる方がいれば、一度上記のラバーを試してみてください。
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