【卓球】トリプルシリーズの特徴や性能、キョウヒョウプロ3ターボブルーの違いを徹底解説

トリプルシリーズレビューラバー

皆さん、卓球のラバーで「粘着ラバー」と言えば何が思いつきますか?おそらくほとんどの卓球をしている人が「キョウヒョウ」を思い浮かべると思います。

ですが満を持して日本の大手卓球メーカー「VICTAS」が、他の中国ラバーに負けない粘着ラバーを発売しました。この記事では、VICTASの3つの新作ラバー「トリプルシリーズ」の特徴や性能を徹底解説していきます。

粘着ラバーに変えようと悩んでいる方や、新作ラバーについて気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

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トリプルシリーズとは

トリプルシリーズは、2020年12月にVICTASから新しく発売された粘着ラバー「トリプルダブルエキストラ」「トリプルエキストラ」「トリプルレギュラー」の3つのラバーの総称になります。

もともと、TSPにトリプルの名前を使ったラバーがありましたが、それとは全く別物の新しいラバーになっているようです。

VICTASから初めて、本格的な中国ラバーが発売ということで、この3つのラバーはかなり注目されています。では一体どんなラバーなのでしょうか?トリプルシリーズについて詳しく見ていきましょう。

チラシ

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トリプルシリーズの特徴/メリット・デメリット

ではまず、トリプルシリーズの特徴やメリット、デメリットをざっくり紹介していきます。

トリプルシリーズの良い所(メリット)

まずはトリプルシリーズを使うメリットから紹介します。

シリーズでターゲットユーザーが違う

トリプルシリーズを使う1つ目のメリットは、シリーズでターゲットユーザーが違うので、どのレベルの選手層でも使えるシリーズになります。

ダブルエキストラは上級者、エキストラは中級者、レギュラーは初級者向けのラバーと言った感じで、幅広い選手が使うことができます。またフォアはダブルエキストラでバックはエキストラと言った使い方でもいいですね。

中国ラバーにしては軽い

トリプルシリーズを使う2つ目のメリットは、他の中国ラバーに比べて重さが軽いことです。だいたい中国ラバーの特徴はスポンジが硬くて重いですが、トリプルシリーズはスポンジが硬いですが重さは軽いです。

ですので、力がなかったりスイングスピードが多少遅い人でもトリプルシリーズはしっかりスイングしてボールを飛ばせると思います。

トリプルシリーズの悪い所(デメリット)

続いてトリプルシリーズを使うデメリットを紹介します。

発売したばかりなのでレビューが少ない

トリプルシリーズを使うデメリットは特にないかなと思いました。あるとしたら発売したばかりのラバーなので、レビューの記事や動画があまりないことですかね。

レビューがあまりないので自身で使ってみて性能を確かめるしかありません。

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トリプルシリーズのそれぞれの種類の特徴と値段・価格

続いてトリプルシリーズの3種類がそれぞれどう違うのか、スペックや特徴をより詳しく見ていきましょう。

トリプルシリーズのそれぞれのスペックを比較

種類発売日値段重さ(特厚)スポンジの色硬度
トリプルダブルエキストラ2020年12月5,200円(税抜)47グラム前後ブルー57.5度
トリプルエキストラ2020年12月4,800円(税抜)44グラム前後ブラック55.0度
トリプルレギュラー2020年12月3,800円(税抜)42グラム前後オレンジ42.5度

トリプルダブルエキストラの特徴

トリプルダブルエキストラは、この3つのラバーの中で最もトップ選手向けのラバーになっていて、強粘着で回転量で負けないように作られています。

スポンジの硬度も57.5とかなり硬いので、スイングスピードが速い選手やインパクトが強い選手など、トップ選手しか上手く飛ばせなさそうなラバーですが、打った瞬間のボールの飛び出しは結構上に飛んでくれるので、かなり弧線を描きやすくなっています。

使いこなせれば、ドライブやサーブの回転量が格段に上がりますし、重いボールが打てそうですね。

トリプルエキストラの特徴

トリプルエキストラは、回転もしっかりかけたいけどミート打ち系の技術でもう少しスピードを出したいと言う方にオススメのラバーです。

トリプルダブルエキストラに比べて粘着度合いが20%~25%ほど下がっていて、その分ミート打ちやスマッシュやブロックなどの技術が打ちやすくなり、スピードも出るようになっています。

前陣でテンポの速いラリーや、ミート打ちで勝負をする女性にオススメかもしれません。

トリプルレギュラーの特徴

TSPのトリプルとは全く別物と最初に紹介しましたが、トリプルレギュラーのみTSPのトリプルのシートを継承しています。もともとはトップ選手が使う用の粘着ラバーを開発していましたが、中学生が使うような3,000円台の粘着ラバーも出していいんじゃないかということで、TSPのトリプルを継承しつつトリプルレギュラーが開発されました。

粘着ラバーにしてはスポンジも柔らかく、もとのトリプルよりも弾みも良くなっているので、卓球を始めたばかりの方でも使いやすい粘着ラバーになっています。

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トリプルシリーズを使ってみた感想/レビュー

実際に私がトリプルシリーズを使ってみた感想を紹介します。今回は3つすべて使ってみたので、それぞれ感想を載せていきます。

トリプルダブルエキストラを使ってみた感想/レビュー

トリプルダブルエキストラを使ってみた感想ですが、ループドライブを打てばしっかり回転がかかり弧線を描いて飛んでいきますし、ミート系で打てばしっかりスピードが出て、イメージ通りのボールが飛んでいくラバーと言った印象です。

かなり良いボールを出せるラバーではありますが、ループでもミートでもある程度スイングスピードがないと飛んで行かない感じはします。ですが、他の中国ラバーに比べて軽いので、他の中国ラバーを使っていて重いと感じている人にはかなりオススメです。

トリプルエキストラを使ってみた感想/レビュー

トリプルエキストラを使った感想ですが、やはりスポンジ硬度55度も打った感じかなり硬いですね。ドライブもしっかり回転がかかって安定はしますが、ミート打ち気味に打った方が安定感もありますし、スピードも出ている感じがしました。

ただそこまで飛ぶ感じはしなくて、ドライブもミート系の技術も卓球台の浅い位置に入っている印象で、深くはあまり入らなかったです。ループドライブも回転はしっかりかかりますがあまり飛ばないので、ミート系でしっかり飛ばしにいく打ち方の方が良さそうでした。

トリプルレギュラーを使ってみた感想/レビュー

トリプルレギュラーは、他の2つのラバーに比べてやはり飛ばないし軽いボールが飛んで行っている感じがしました。実際ドライブを打ってみても、ブロックしてくれている人から球が軽いと言われました

球は軽くなりますが中国ラバーにしては重さも軽いし、そこまで飛ばない分コントロール重視で、初中級者にも扱いやすいラバーなのかなと思います。

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トリプルダブルエキストラとキョウヒョウプロ3ターボブルーの違い

最後に、粘着ラバーの中でもトップの人気を誇るキョウヒョウプロ3ターボブルーとトリプルダブルエキストラがどう違うのか、実際に打ち比べた感想を紹介していきます。

全体的にかなり似ている

トリプルダブルエキストラとキョウヒョウプロ3ターボブルーを打ち比べてみると、スポンジもターボブルーに似ているのでドライブもミート打ちもかなり打球感が似ています

重い威力のあるボールはキョウヒョウプロ3ターボブルーの方が出そうですが、ターボブルーに劣らない威力はダブルエキストラでも出るので、ターボブルーを使っていて気になる方は一度試してみる価値ありですね。

トリプルダブルエキストラの方が軽い

性能は似ている2つのラバーですが、まったく違うのがラバーの重さです。ダブルエキストラは47グラム前後に対して、ターボブルーは55グラム前後なので、約10グラムもダブルエキストラの方が軽いです。

卓球選手にとって10グラムの重さの違いはかなり大きいですよね。ターボブルーを使いたいけど重くて使えないと言う方には、ダブルエキストラがかなりオススメです。

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トリプルシリーズのまとめ

この記事では、トリプルシリーズの特徴や性能、ダブルエキストラとキョウヒョウプロ3ターボブルーの違いを解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?

トリプルシリーズは3種類発売されているので、様々な選手層の方が使えるシリーズになっています。また粘着ラバーはスポンジが硬いラバーで重いラバーが多いですが、他の中国ラバーに比べて軽いので、今まで重くて中国ラバーを使えなかったと言う方にはオススメです。

最近何かと話題のVICTASから初めて発売された粘着ラバーですが、少しでも気になっているのであれば一度試してみる価値ありです。

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