卓球をしていて、いろいろな技術の練習をしている際「自分って今、初級者?中級者?どれくらいのレベルなんやろ」と、ふと思ったことはありませんか?
卓球を全くしたことない方や、始めてまだ1週間や1ヶ月の方なら「自分は初心者だ」とわかると思いますが、特に1年や2年経って一通りの基礎技術ができるようになった頃などの境目はあいまいですよね。
また、大会や卓球教室のレッスンなどで「中級者以上の方対象」となっている大会やレッスンがあると思いますが、自分の実力がどれくらいなのかわかっていないと「この大会は自分も参加していいの?」と迷ってしまいます。
この記事では、そういった大会の申込みなどで迷ってしまわないように、また自分がどれくらいの実力なのかの目安にしてもらうために、卓球の実力のレベル分けの基準や判断の仕方を紹介していきます。
※あくまで個人の意見ですので、必ずしもそうとは限りませんのでご理解ください
自分の卓球のレベルを理解しておくことのメリット
卓球の実力のレベル分けを紹介する前に、「自分のレベルを知る必要ある?」と思う方もいると思います。
そういった方たちに向けて、まず自分の実力のレベルを知るメリットを解説しておきます。
大会などの参加で迷わない
まず、一番最初にも記載したように、卓球では「初心者の部」や「中級者対象」と表記のある大会や卓球教室などがあります。
自分の実力をわかっていないと、こういった大会や卓球教室に参加したいと思っても、どのクラスで参加したらいいか迷ってしまいますよね。
自分のレベルがわかっていれば、迷わなくなりますし間違ったレベルで参加しなくなります。
間違ったレベルで参加してしまうとお金がもったいないですし、まわりの方にも迷惑がかかってしまうので、自分の実力は知っておく必要があります。
自分にあった用具を選びやすくなる
また自分のレベルがわかっていれば、自分にあった用具を選ぶことができます。
卓球のラケットやラバーなどの用具はめちゃくちゃ種類が多く、またレベル毎にも様々販売されています。
これだけ種類の多い用具から自分にあったラバーを選ぶには、やはり自分のレベルを理解しておく必要がありますよね。
理解せず適当に選んで、まだ初心者なのに上級者用の用具を選んでしまうと、練習しても感覚が狂ってしまいかねません。
なるべく自分にあったラケットやラバーを選べるよう、自分の実力は理解しておきましょう。
卓球の実力のレベル分けの種類
実力をレベル分けする際、個人的には以下の種類があるかなと思っています。
- 初心者
- 初級者
- 初中級者
- 中級者
- 中上級者
- 上級者
意外と細かくレベル分けされるんだなーと思う方もいるかもしれませんが、個人的にはこんな感じでレベル分けされると思います。
卓球の実力のレベル分けの基準や判断の仕方を紹介
では、ここから本題の「レベル分けの基準や判断の仕方」を詳しく解説していきます。
※あくまで個人の意見ですのでご理解ください
初心者の基準
まず初心者の判断基準ですが、「卓球の練習をちゃんとしたことがなかったり習ったことがなく、フォアハンドやバックハンドもできない方」です。
温泉やラウンドワンなどに行って遊び程度で何回も卓球をしたことがあるという方も、学生時代の部活や社会人になってから卓球教室などで習っていないと、経験者からすると初心者と判断されます。
「ラケットの握り方」「構え方」「フォアハンド」「バックハンド」が理解できればオッケーかなと思います。
初級者の基準
初級者の判断基準は、「フォアハンドとバックハンドのラリーがある程度続き、上回転サーブが出せる方」です。
自分で上回転サーブを出して、基本であるフォアとバックのラリーが続けば、脱初心者で初級者の仲間入りだと判断できます。
初中級者の基準
初中級者の判断基準は、「フォアハンド、バックハンド、フォア→ミドルや切り替えなどのフットワーク、スマッシュ、フォアツッツキ、バックツッツキ、フォアドライブ、下回転サーブまでを一通り練習している方」です。
また、卓球教室のコーチや上手な方とだったら「サーブ→フォアドライブ→オール」などのラリーが続きますが、オール練習だったり同じレベル同士の人とラリーするとあまり続かないのが、初中級者の特徴かなと思います。
中級者の基準
中級者の判断基準は、「上記の技術と、フリックやブロックもできて、複数種類のサーブを出せる方」です。
また、同じレベルの方ともある程度オール練習でもラリーが続いて、オープン大会なども出て予選リーグも突破できるくらいの方が、中級者の特徴かなと思います。
中上級者の基準
中上級者の判断基準は、「一通りの技術ができて、引き合いやチキータなどレベルの高い技術もできる方」です。
またオープン大会や全国大会の予選などで、上位入賞できる方が中上級者の特徴かなと思います。
上級者の基準
最後に、上級者の判断基準は「全国大会出場して2回戦や3回戦と勝ち上がれる方」です。
全国出場はもちろんですが、数回勝ち上がれないと上級者とは言えないかなと、個人的には思っています。
私は全国大会に出場したことは何回かありますが、勝てて1回なのでギリギリ中上級者なのかなと、勝手に思っています(笑)
一番多いレベル層は?
個人的に「初中級者」のレベル層が、昔コーチをしていた頃に一番多かった印象です。
一通りの基本的な技術はできてコーチやすごく上手な方とならラリーが続くけど、ゲームやオール練習だったり同じレベルの方とラリーをすると続かないという方が非常に多かったです。
そういった方々は、試合をする上での考え方などを学ぶ必要があると思います。
「自分のことかも!」と思った方は、以下の記事が参考になるので是非見てみてください!
レベル毎のオススメ用具を紹介
では最後に、レベル毎のオススメ用具を紹介していきます。
中上級者や上級者の方は、オススメの用具を紹介しなくてもご自身でわかると思いますので、ここでは紹介しません。
初心者、初級者、初中級者にオススメの用具
まずは初心者、初級者、初中級者にオススメの用具から紹介していきます。
初心者から初中級者までは同じくらいの用具を使っていった方がいいかなと思うので、まとめて紹介します。
オススメのラバー
初心者、初級者、初中級者にオススメのラバーは以下になります。
VJ>07 Limber(VICTAS)
ヴェガヨーロッパ(エクシオン)
オススメのラケット
初心者、初級者、初中級者にオススメのラケットは以下になります。
SWAT(VICTAS)
コルベル(BUTTERFLY)
中級者にオススメの用具
続いて、中級者にオススメの用具を紹介していきます。
オススメのラバー
中級者にオススメのラバーは以下になります。
ラクザ7ソフト
ロゼナ(BUTTERFLY)
オススメのラケット
中級者にオススメのラケットは以下になります。
オールラウンドエボリューション(STIGA)
アコースティック(Nittaku)
まとめ
この記事では、卓球の実力のレベル分けの基準や判断の仕方を紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
自分の実力って意外にどれくらいかわからないものですが、わかっておいて損はないです。
自分の実力を知っておくことで大会に申し込む際に、実力と見合った大会に申し込むことができますし、「この大会は自分も参加していいの?」と迷うこともなくなります。
また、自分に合った用具を選ぶことができたり、練習メニューも自分にはどんな練習が必要かがわかってきます。
この記事を参考にして、自分の実力を理解し、大会や用具選びの参考にしてもらえれば幸いです。
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