皆さん、卓球の練習はできていますか?2020年4月現在、コロナウイルスが流行しており、思うように卓球の練習ができていない方が多いのではないでしょうか?私の働いている卓球スクールも緊急事態宣言の発令に伴い、休業することになりました。
学校の練習がなくなったり、地域の体育館も使用できなくなったりと、コロナの影響でとても多くの卓球難民の方がいるかとおもいます。卓球をしていない友人などは「試合もなくなっているから練習する必要ないでしょ」と言っていると思いますが、皆さんそういうことじゃないですもんね?
卓球と言うスポーツでは、試合がなかったとしても定期的に練習をしないと打球の感覚がなくなってしまいます。ということで、コロナの影響で体育館や卓球場が使えない中、自宅での卓球の練習方法を紹介していきます。
自宅で卓球の練習をするメリット
自宅での卓球の練習方法を見る前に、「自宅でできる練習をして何かメリットがあるの?」という方のために、まずはメリットを見ていきましょう。
打球の感覚がなくなりにくくなる
メリットとして1つ目は、打球の感覚がなくなりにくくなるということです。定期的に卓球の練習をしている人は、練習をしてない期間がいつもより長くなると打球の感覚がなくなるということがありますよね?
例えば、毎日練習している人だと1日でも練習を休めばそれだけで感覚がなくなります。1週間に1回練習をしていた人は2週間に1回の練習になると感覚がなくなります。
このように、いつもより卓球をしていない期間がなくなるだけで打球の感覚がなくなってしまいますが、自宅で軽い卓球の練習をするだけでも、打球の感覚がなくなりにくくなります。
ボールタッチの感覚が身に付きやすくなる
2つ目のメリットですが、自宅での練習方法によってはボールタッチの感覚が身に付きやすくなります。卓球台がなくても自宅での練習方法は様々あります。練習方法によっては、回転をかける感覚を養ったり、ボールを飛ばす力加減の感覚を養うこともできます。
もちろん、確実に感覚が身につくと言ったことではないですが、自宅での練習をしないよりはしたほうが確実に感覚が身に付きやすくなります。ですので、この体育館等が使えず卓球の練習ができない期間に自宅でも練習をして、同級生や友人より少しでも差をつけられるように頑張りましょう!
自宅での卓球の練習方法とは?
ではここからは、具体的に自宅での卓球の練習方法を見ていきましょう。
1.ボールつき
まず1つ目の練習方法ですは、ボールつきです。これはサッカーのリフティングと似ていることから、卓球のリフティングと言われているものですが、卓球をしている人なら誰もが1度は経験しているものですよね。ボールをラケットで真上に何回も打ち続けると言うものなんですが、この練習をするだけでも打球の感覚はなくなりにくくなります。
まずは目標回数を決め、フォア面だけでボールつき、バック面だけでボールつきをしていきましょう。片面ずつで目標回数を達成したら、両面を使い交互でボールつきもしてみましょう。両面でもできるようになったら、最後はラケットのエッジ部分も使いボールつきをしてみましょう。
このように様々な方法でボールつきをすることにより、素早いラケットの角度調整の感覚やスイングの力加減の感覚が身に付きやすくなります。
2.ノーバウンドキャッチ
2つ目の練習方法は、ノーバウンドキャッチです。ボールを真上に打ち上げ、落ちてくるボールをラケットを使いキャッチするというものなんですが、ただキャッチするのではなくバウンドさせずにノーバウンドでキャッチをするという感覚練習になります。
この練習は慣れていないと難しいものにはなりますが、ボールをノーバウンドでキャッチすることにより柔らかいボールタッチの感覚が身に付き、ストップやブロックなど繊細な技術が上達しやすくなります。
ノーバウンドキャッチのコツですが、ボールの落下スピードにラケットを沿わせて腕や膝を使うことで成功し、感覚が身に付きやすくなります。
3.スピンキャッチ
3つ目の練習方法は、スピンキャッチです。ボールに回転をかけて落ちてくるボールをキャッチするという回転をかける練習になります。この練習方法は、回転をかける際にフォアの下回転サーブ、バックサーブ、YGサーブなどのスイングで回転をかけて練習し、サーブの回転量アップを目指すことができます。
スピンキャッチのコツは、ボールの落下に合わせてスイングをすることです。また、回転量をどんどん増やしていくために、徐々に打球前のバックスイングを大きくしていきましょう。
4.壁打ち
4つ目の練習方法は、壁打ちです。ラケットを使いボールを壁に当てて、跳ね返ってきたボールを連続で打ち返す練習です。この練習方法は、同じ力加減、同じラケットの角度、同じスイングの大きさにすることによって連続で打ち返せるようになります。
連続でできるようになることで、力加減やラケットの角度やスイングの大きさを瞬時に調節できるようになり、ラリー中のミスが減るようになります。体育館で卓球の練習ができない期間にも、少しでも多く打球練習することにより、打球感覚を養っていきましょう。
5.ダイニングテーブルで卓球
5つ目の練習方法は、ダイニングテーブルで卓球をすることです。卓球好きなら誰もが1度は家に卓球台が欲しいと思ったことがあるのではないでしょうか?そして卓球台は買えないけど、ダイニングテーブルを卓球台変わりにして卓球を楽しんだことがあると思います。
ダイニングテーブルで卓球をしたことがない人は、1度してみてください。卓球台より小さくはなると思いますが、じゅうぶん楽しめます。ダイニングテーブルの上のものをどかして、真ん中にティッシュ箱を並べてネットの代わりにするだけで卓球ができます。
ガチの卓球はできませんが、楽しむ程度や打球感覚をなくさない程度にならできると思います。是非やったことない人は試してみてください!
参考動画
最後に、自宅での卓球の練習方法の参考動画を載せておきます。探しているとちょうど、ほぼほぼ参考にできる動画がりましたので、是非参考にしてみてください。
まとめ
コロナの影響で、卓球の練習場所がなくなって大変な時期ですが、自宅でもできることはたくさんあります。外出自粛だからと言って、家でぐーたらしているのではなく、この記事を参考に家でできる卓球の練習をしたり、卓球の為の筋トレをしたりしてみましょう。
その他にも、youtubeで動画を見て練習方法やフォームを参考にしたり、またこのサイトは初中級者の方にとっては非常に為になるサイトになっています。この機会に他の記事も読んでいただければと思います。
コロナで大変な時期ですが、めげずに皆で乗り越えて、卓球を楽しんで卓球界を盛り上げていきましょう!!
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