今さら人に聞けない!?卓球の用語集

今更聞けない、卓球用語その他
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技術系

基本技術

フォアハンド

右利きの場合、自分の右側に飛んできた上回転ボールを打ち返す、打ち方のこと。右に腰を捻ってボールを引き付け、腰を戻しながらラケットをおでこまでスイングする。

バックハンド

自分の正面に飛んできた上回転ボールを打ち返す、打ち方のこと。ラケットをおへその前辺りに持っていき、肘を支点に前にスイングする。

フォアツッツキ

右利きの場合、自分の右側に飛んできた下回転ボールを打ち返す、打ち方のこと。フォア面を斜め上に向けて、ボールの斜め下を擦りながら打ち返す。

バックツッツキ

自分の正面に飛んできた下回転ボールを打ち返す、打ち方のこと。バック面を斜め上に向けて、ボールの斜め下を擦りながら打ち返す。

フットワーク

V字フットワーク

フォアとミドルに交互に上回転ボールを打ち返してもらい、足を動かしてフォアハンドだけで打ち返すフットワーク。

切り替え

フォアとバックに交互に1本ずつ上回転ボールを打ち返してもらい、足を動かしてフォアハンドとバックハンド交互に打ち返すフットワーク。

2本2本の切り替え

フォアとバックに2本ずつ上回転ボールを打ち返してもらい、足を動かしてフォア側はフォアハンドで、バック側はバックハンドで打ち返すフットワーク。

3点フットワーク

フォアとミドルとバック、順番に上回転ボールを打ち返してもらい、動きながら全てフォアハンドで打ち返すフットワーク。

バック→ミドル→バック→フォア

名前の通りの順番に上回転ボールを打ち返してもらい、足を動かしてミドルはフォアで打ち返す。バック主体でミドルの処理を含めた切り替えフットワーク。

フォア→ミドル→フォア→バック

名前の通りの順番に上回転ボールを打ち返してもらい、足を動かしてミドルはフォアで打ち返す。フォア主体でミドルの処理を含めた切り替えフットワーク。

ミドル→フォアorバック

ミドルの次はフォアとバックのどちらに来るかわからない、ランダム性を含めた、より実践的な切り替えフットワーク。

ファルケンベリ

バック→回り込みフォア→飛びつきフォアの、回り込みと飛びつきを含めた、より実践的なフットワーク。

台上技術

フォアストップ

フォア側のネット際に飛んできた下回転ボールを、フォア面を斜め上に向けボールの斜め下を捉えて、相手コートのネット際に短く打ち返すこと。

バックストップ

バック側のネット際に飛んできた下回転ボールを、バック面を斜め上に向けボールの斜め下を捉えて、相手コートのネット際に短く打ち返すこと。

フォアフリック

フォア側のネット際に飛んできた下回転ボールを、フォア面で斜め上に擦りながら打ち返し、下回転を上回転に変換して攻撃する技術のこと。

バックフリック

バック側のネット際に飛んできた下回転ボールを、バック面で斜め上に擦りながら打ち返し、下回転を上回転に変換して攻撃する技術のこと。

チキータ

ネット際に飛んできたボールの側面を、手首を使いながら擦り、横回転をかけて打ち返す技術のこと。ボールの起動がバナナのように曲がることから、高級バナナのチキータと名付けられた。

攻撃技術

フォアスマッシュ

相手が打ち返したボールが高く、甘い時にフォア面で弾くように強く打ち返すこと。

バックスマッシュ

相手が打ち返したボールが高く、甘い時にバック面で弾くように強く打ち返すこと。

フォアドライブ(対上回転)

右利きの場合、自分の右側に飛んできた上回転ボールに対して、ボールの斜め上を後ろから前に擦って上回転をかけながら打ち返す、打ち方のこと。

バックドライブ(対上回転)

自分の正面に飛んできた上回転ボールに対して、ボールの斜め上を後ろから前に擦って上回転をかけながら打ち返す、打ち方のこと。

フォアドライブ(対下回転)

右利きの場合、自分の右側に飛んできた下回転ボールに対して、ボールの後ろを下から上に擦って上回転をかけながら打ち返す、打ち方のこと。

バックドライブ(対下回転)

自分の正面に飛んできた下回転ボールに対して、ボールの後ろを下から上に擦って上回転をかけながら打ち返す、打ち方のこと。

引き合い

台から離れた後陣で、お互いにドライブを打ち合うラリーのこと。卓球の試合の見どころの1つ。

下回転打ち

下回転ボールをドライブで打ち返すこと。下回転ボールをドライブする練習をしたい時に、「下回転打ちさせて」と言うこともある。

カット打ち

カットマンにカットをしてもらい、ドライブをする時に「カット打ちする」という。

スピードドライブ

回転量よりもスピードのあるドライブを、スピードドライブという。

ループドライブ

スピードよりも回転量の強いドライブを、ループドライブという。

ミート打ち

スマッシュを打つほどではない高さのボールに対して、弾くように強くボールを打つことをミート打ちという。

強打

ミート打ちと同様に、弾くように強くボールを打つこと。

カウンター

相手のドライブやスマッシュに対して、ブロックではなく、ドライブやスマッシュで打ち返すこと。

守備技術

フォアブロック

右利きの場合、自分の右側に飛んできたドライブやスマッシュを前陣で、威力を吸収するように小さなスイングで打ち返す、打ち方のこと。

バックブロック

自分の正面に飛んできたドライブやスマッシュを前陣で、威力を吸収するように小さなスイングで打ち返す、打ち方のこと。

フォアカット

右利きの場合、自分の右側に飛んできたドライブやスマッシュを後陣で、ラケットを上から下に振り下ろしながら下回転をかけて打ち返す、打ち方のこと。

バックカット

右利きの場合、自分の左側に飛んできたドライブやスマッシュを後陣で、ラケットを上から下に振り下ろしながら下回転をかけて打ち返す、打ち方のこと。

ロビング

相手のドライブやスマッシュに対して、後陣からボールを高く打ち上げて打ち返す、打ち方のこと。

フィッシュ

相手のドライブやスマッシュに対して、後陣から上回転をかけてボールを低く打ち返し、相手のミスを誘う技術。

カットブロック

相手のドライブやスマッシュに対して、前陣で下回転をかけながらブロックする技術。日本のトップ選手、丹羽孝希が得意とする技術。

サービス(サーブ)

フォアサーブ

フォア面で出すサーブのこと。現代卓球では、ほとんどの選手がフォアサーブをメインに使用している。

バックサーブ

バック面で出すサーブのこと。横回転をかけると、フォアサーブとは逆の横回転になる。

巻き込みサーブ

フォア面で、手首を内側に巻き込むようにして出すサーブのこと。回転はバックサーブと同じ逆横回転になる。

YGサーブ

YGは若い世代(Young Generation)の略称。逆横回転をかけるサーブで、巻き込みサーブに比べて、手首を使いやすいため回転量が多くなる。

しゃがみ込みサーブ

サーブを打つ瞬間に、しゃがみながら回転をかけて打つサーブのこと。

回転

下回転

ボールの下を擦るとかかる回転のこと。バックスピンとも言う。ツッツキやカットがこの回転にあたる。

上回転

ボールの上を擦るとかかる回転のこと。トップスピンとも言う。ドライブがこの回転にあたる。

ナックル

回転がかかっていない、無回転のこと。サーブで下回転サーブとナックルサーブを混ぜると効果的。

順横回転

右利きの場合、時計回りに回転しているボールのこと。

逆横回転

右利きの場合、反時計回りに回転しているボールのこと。

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卓球特有の表現方法

ラケット操作

ラケットを寝かせる

ラケットの面を下に向けること。

ラケットをかぶせる

寝かせると同様、ラケットの面を下に向けること。

ラケットを立てる

ラケットの面を下ではなく、相手の方に向けること。

ボールの捉え方

ボールを分厚く捉える

ラケットでボールを正面から当てること。ラケットとボールの接地面が多いと、分厚く捉えたと言う。

ボールを薄く捉える

ラケットでボールを正面ではなく、斜めや下から擦ること。ラケットとボールの接地面が少ないと、薄く捉えたと言う。

ミスの仕方

ネットミス

ボールがネットに引っかかってミスすること。

オーバーミス

ボールが台を飛び越えてミスすること。

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試合のルール

タイムアウト

セット間の休憩とは別に、1試合に1度だけ1分間の休憩をとること。選手はベンチに戻り、作戦を立て直すことができる。

タオル休憩

試合中、タオルを使って汗を拭ける時間のこと。両者の得点の合計が6の倍数の時のみ、タオルで汗が拭ける。

フルセット

5セットマッチの場合、セットが2対2になった時のことを、フルセットと言う。

チェンジコート

1セットが終わるごとにコートを交代すること。フルセットの場合は点数が5対5になった時、にチェンジコートする。

チェンジサーブ

サーブ権が交代すること。サーブは2本交代で、10対10からは1本交代。

デュース

1セット11点だが、10対10になった時のことをデュースと言う。デュースになってからはサーブは1本交代になり、2点差になればそのセットの勝利となる。

エッジボール

台の角に当たって入ったボールのこと。

サイド

卓球台の側面のことで、エッジボールと違い、側面にボールが当たって入った場合は、得点にならない。

ネットイン

ラリー中のボールがネットに引っかかって相手コートに入ること。

レット

サーブがネットに引っかかって相手コートに入った場合、判定がレットとなりもう一度サーブを出しなおすことになる。

アウト

ダブルスのサーブで、サーブがセンターラインからはみ出て入った場合は、アウト判定となりサーブミスとなる。

ラブ

得点の数え方で、0はラブと言う。

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メーカー

国内メーカー

BUTTERFLY(バタフライ)

株式会社タマスが提供する卓球メーカー。水谷準選手や、張本智和選手が契約していて、ディグニクスやテナジーと言ったラバーが有名。

Nittaku(ニッタク)

日本卓球株式会社の卓球メーカー。伊藤美誠選手や、石川佳純選手が契約していて、ファスタークG1と言ったラバーが有名。

VICTAS(ヴィクタス)、TSP(ティーエスピー)

ヤマト卓球が社名変更して、VICTASとなった。丹羽考希選手が契約していて、松下浩二さんなどもかかわっている卓球メーカー。

YASAKA(ヤサカ)

東京都墨田区の卓球メーカー。神巧也選手が契約していて、ラクザシリーズのラバーが有名。

MIZUNO(ミズノ)

スポーツ用品で有名なMIZUNOは、卓球メーカーとしても活躍している。大島祐也選手が契約していて、Qシリーズのラバーが有名。

海外メーカー

STIGA(スティガ)

少し前まではヤサカと業務提携していた卓球メーカー。クリッパーウッドと言うラケットが有名。

andro(アンドロ)

派手なユニフォームやラケットケースが人気になり、有名になった卓球メーカー。

DONIC(ドニック)

ドイツのフェルクリンゲンにある卓球メーカー。

XIOM(エクシオン)

少し前までVICTASと業務提携していた、韓国の卓球メーカー。ヴェガシリーズのラバーが有名。

TIBHAR(ティバー)

ヨーロッパを中心に人気のある卓球メーカー。サムソノフ選手などの有名選手が契約してる。

JUIC(ジュウイック)

ジュイックは可愛らしいTシャツやユニフォームが有名な卓球メーカー。

DARKER(ダーカー)

ダーカーは、良いラケットの製造に力を入れた卓球メーカー。

紅双喜(コウソウキ)

中国のキョウヒョウなどの人気粘着ラバーで有名な卓球メーカー。ニッタクと業務提携している。

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用具

ラケット

グリップ

ラケットの手で持つ部分のこと。

ブレード

赤と黒のラバーを貼る部分のこと。

シェークハンド

誰かと握手するような形で握るラケットのこと。現代卓球では、主流になっていラケット。

ペンホルダー

ペンを持つような形で握るラケットのこと。日本式ペンと中国式ペンがある。

FL(フレア)

シェークハンドラケットのグリップの先が少し広がているもの。

ST(ストレート)

シェークハンドラケットのグリップの先まで真っ直ぐになっているもの

木材ラケット

木材だけで作られたラケットのこと。

カーボンラケット

木材だけでなく、特殊素材を使用しているラケットのこと。木材ラケットよりも弾むが、コントロールが難しくなる。

ラバー

裏ソフト

表面が平らでつるつるした、回転の掛けやすいラバー。

表ソフト

表面が粒でできているラバー。

粒高

表面が粒でできていて、表ソフトよりも粒が高いラバー。

アンチ

裏ソフトと同じで、表面が平らだが、特殊加工されていて回転がかからないラバー。

スポンジ

ラバーの、接着剤を塗る部分のこと。

シート

ラバーの赤と黒の部分のこと。

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その他

戦型

ドライブ主戦型

中陣で、回転をかけるドライブで攻撃する戦型。

前陣速攻型

前陣で、テンポの速いラリーやミート打ちで、ガンガン攻撃する戦型。

カットマン

後陣でカットをして守り、時にはドライブをして反撃する戦型。

異質攻守型

前陣で守りに徹する戦型。

コース

クロス

フォアクロス、バッククロスなど、台の対角線上に打つこと。

ストレート

台に対して真っ直ぐ打ち返すこと。

バック

利き腕とは反対側のコースのこと。

ミドル

台のセンターラインの位置のこと。

フォア

利き腕側のこと。

その他

シングルス

1人で試合をすること。

ダブルス

2人で試合すること。

Tリーグ

2018年に開始された、日本のプロ卓球リーグのこと。

球出し

練習をする際、ボールを出してもらうこと。

多球練習

ボールを1球だけ使用するのではなく、たくさんのボールを使用して球出ししてもらい練習すること。

ラリー

たくさんのボールを使用せず、1球だけでお互いに打ち合うこと。

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