【2020年】東京オリンピックの団体戦の選手紹介

東京オリンピック団体戦その他

皆さん2020年1月6日に、東京オリンピックの卓球の団体戦メンバーが男女ともに決まりましたね!団体戦の出場枠は男女ともに3枠ずつですが、2枠ずつはシングルスの出場選手が団体にも出場すると決まっています。ですので、1月6日に発表されたのは残り1枠ずつのメンバーになります。

シングルスで出場が決まっている男子の張本智和選手と丹羽考希選手、女子の伊藤美誠選手と石川佳純選手に加えて、男子は水谷準選手、女子は平野美宇選手が出場することになりました!結局は男女ともに、世界ランキングの高い3名になりましたね。

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団体戦のオリンピックの選考基準

オリンピックの卓球団体戦の3人目のメンバーの選考基準は、シングルス代表選手とダブルスが組めて、団体戦でシングルスもダブルスも活躍が期待できる選手とされています。また世界ランキングが高いことも関係しており、その理由が団体戦のメンバーの世界ランキングは、団体戦のシード権にも影響するからです。

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男子団体代表選手

男子団体代表選手は、張本選手と丹羽選手に加え、水谷準選手に決まりました!日本のレジェンド選手ですね。30歳になってもなお卓球界のトップに立つ選手です。では水谷選手の紹介をしていきましょう!

水谷隼選手

簡単なプロフィール

  • 生年月日:1989年6月9日
  • 出身:静岡県磐田市
  • 経歴:青森山田中学→青森山田高校→明治大学
  • 世界ランク:16位(2020年1月現在)
  • 戦型:左シェーク裏裏ドライブ型

幼少期はバスケやサッカーやバレーなど、いろいろなスポーツをしており、どのスポーツをしても万能だったらしいです。両親が卓球経験者だったこともあり、5歳から卓球一本に絞り本格的に始めます。卓球を始めたばかりのころは右利きでしたが、左利きの方が有利と考え、両親の指示のもと左利きに矯正しました。

小学1年生の時に初出場した全日本バンビの部で準優勝したことから、本格的に卓球の道に進み、中学高校はスポーツの名門の青森山田に進みます。全日本卓球選手権では、男子シングルス史上最多の優勝10回を誇り、日本卓球界のレジェンド的結果を残しています。また、オリンピックでは北京、ロンドン、リオと3大会連続で出場し、今回の東京オリンピックで4大会目となります。

使用用具(2020年1月現在)

  • ラケット:水谷隼ZLC(BUTTERFLY)
  • ラバーフォア面:ディグニクス80(BUTTERFLY)
  • ラバーバック面:ディグニクス80(BUTTERFLY)

プレースタイル

水谷選手は、幼いころから天性の卓球センスを持ち合わせ、どんなボールでも対応できる万能型のプレースタイルです。サーブの回転量も抜群ですし、ラリーにおいても高い身体能力を武器に、攻守ともに優れています。攻撃のドライブやカウンター、守備のブロックやロビングなど、全ての技術において能力が高い、オールラウンダーです。

水谷隼のプレーを見る

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女子団体代表選手

女子団体代表選手は、伊藤選手と石川選手に加え、平野美宇選手に決まりました!前回大会のリオオリンピックでは補欠だっただけに、今回団体戦で出場できるのはかなり嬉しい事でしょう。では平野選手の紹介をしていきます!

平野美宇選手

簡単なプロフィール

  • 生年月日:2000年4月14日
  • 出身:山梨県
  • 経歴:稲付中学校(JOCエリートアカデミー)→大原学園高等学校(JOCエリートアカデミー)
  • 世界ランク:11位(2020年1月現在)
  • 戦型:右シェーク裏裏ドライブ型

平野選手は、母親が元卓球選手で卓球教室を開いていたこともあり、4歳という幼さで全日本バンビの部に出場し、小学4年生で全日本一般女子シングルスで勝利したり、数々の最年少記録を更新して注目されました。早い段階で、オリンピック選手を育てる機関のJOCエリートアカデミーに入学し、2014年には最年少でITTFワールドツアー優勝や、グランドファイナル優勝を獲得しています。

その後も活躍はしていますが、前回大会のリオオリンピックでは補欠という結果になり、涙をのみました。ですので、今回の東京オリンピックでは悲願の出場となります。

使用用具(2020年1月現在)

  • ラケット:クリッパーウッド(STIGA)
  • ラバーフォア面:テナジー05(BUTTERFLY)
  • ラバーバック面:テナジー64(BUTTERFLY)

プレースタイル

平野選手のプレースタイルは、世界でもトップレベルの前陣高速卓球です。台に対して非常に近い位置でプレーし、ドライブやミート打ちの打点も早く、観客の目が追い付かないほどの早いラリーで相手を翻弄します。

このプレースタイルには、中国人選手も翻弄され、丁寧など中国人選手3人を立て続けに倒した実績もあります。ただ、現在は平野選手のプレースタイルを研究されてしまい、その後苦戦を強いられています。

ですので、東京オリンピックまでに高速卓球をどう進化させていくかが課題になりそうです。

平野美宇のプレーを見る

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まとめ

団体戦のメンバーは男子は、張本智和選手と丹羽考希選手に加えて水谷準選手、女子は伊藤美誠選手と石川佳純選手に加えて平野美宇選手と世界ランキングの高い6名の選手に決まりました。実際、日本で最強の6人だと思うので、これは団体戦でのメダルは確実と言っていいのではないでしょうか?

あとは打倒中国と言ったところですね。直近の試合では、張本選手や伊藤選手は中国人選手に勝てているので、団体戦でも勝利を期待したいところです。

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