4球目攻撃のミスが多い人の特徴とは?安定させるために意識することを紹介

4球目攻撃を安定戦術(ドライブマン)

先日「3球目攻撃のミスが多い人の特徴とは?」という記事を書いたところ、ありがたいことにかなり好評でした。

3球目攻撃はもちろん重要ですが、3球目攻撃は自分がサーブを持っている時の話です。ではレシーブの時はどうでしょうか?

レシーブの時には、4球目攻撃という攻撃方法があるのですが、卓球の試合ではもちろんこの4球目攻撃も重要になってきます。

ということでこの記事では「4球目攻撃のミスが多い人の特徴や、4球目攻撃を安定させるためにはどうすればいいか、練習方法や戦術」ということを紹介していきます。

卓球の試合やそもそもの練習で4球目攻撃が安定しない方は、是非参考にしてください。

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4球目攻撃とは?

4球目攻撃とは?

ではまず、そもそも4球目攻撃という言葉がわからないという方もいると思いますので、念のため4球目攻撃についての説明からしていきます。

4球目攻撃は、相手のサーブをレシーブした後、相手に3球目を繋がせて返ってきたボールを攻撃することを言います。

細かく言うとと「相手のサーブ(1球目)→自分のレシーブ(2球目)→相手の打球(3球目)→自分の打球(4球目)」といった感じになります。

相手に3球目攻撃を打たせず、自分の4球目で攻撃することを、4球目攻撃と言います。

3球目攻撃と、この記事で取り上げている4球目攻撃の両方安定させることができれば、卓球の試合で勝てる確率は格段に上がります。

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4球目攻撃の重要性

4球目攻撃の重要性

4球目攻撃は試合で大事という話をしましたが、なぜそんなに大事なのでしょうか?4球目攻撃の重要性を説明していきます。

格上の選手には先に攻めないと勝てない

4球目攻撃の重要性についてですが、サーブからの3球目攻撃で得点できたとしても相手にも3球目攻撃を打たれてしまうと、レシーブの時には失点してしまうからです。

ブロックで得点できればいいですが、相手が格上の場合だとなかなかブロックだけで得点するのは難しいです。

ですので相手に3球目攻撃させず繋がせて、4球目攻撃で自分から攻めることが重要になります。

ラリーは4球目までに60%が終わる

3球目攻撃の記事で「4球目までにラリーの60%が終わっているというデータが取れている」とお話ししましたが、これにより必然的に4球目攻撃も重要になりますね。

サーブからの3球目もレシーブからの4球目も自分から攻撃ができれば得点率が格段に上がるので、4球目攻撃は絶対に安定させたいところです。

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4球目攻撃を安定させるには?ミスが多い人の特徴

4球目攻撃を安定させるには?ミスが多い人の特徴

4球目攻撃の重要性がわかったことろで、安定させるにはどうしたら良いでしょうか?安定させる方法を4つ紹介します。

相手が3球目攻撃できないようなレシーブができているか

まず大前提なのが、相手が3球目攻撃できないようなレシーブができているかどうかというところです。

ツッツキやストップなど自分のレシーブが甘いと、相手に3球目攻撃を打たれて先制されてしまい、4球目攻撃どころではありません。
相手に3球目攻撃を打たれず4球目攻撃を打つために、まずはレシーブの質を高めるように意識しましょう。

レシーブからの戻りを素早くできているか

相手が3球目攻撃を打てず繋いできたとして、自分がレシーブを打った後、素早く戻れているかも重要になります。

良いレシーブができたとしても、その後の戻りが遅くて4球目攻撃を打つ体勢になっていないと、必ずミスしてしまい安定しません。

レシーブを打った後は、必ず素早く戻って4球目を打つ準備をしましょう。

レシーブから戻った後の姿勢がどうなっているか

また素早く戻った際の姿勢は、低く保つようにしましょう。

基本的に卓球の姿勢は前傾姿勢で低く保つのが必須ですが、特に攻撃する際はボールに目線を合わせることが大切です。

レシーブした後は、素早く戻りながらも姿勢を低く保つことを意識しましょう。

4球目のことを考えてレシーブをできているか

レシーブする際、どのように4球目攻撃をしたいか考えながらレシーブすることも重要です。

何も考えずにレシーブしてしまうと、たとえ相手が3球目を繋いでくれたとしても、上手く4球目攻撃できなかったり繋ぎ返してしまって攻撃できないことがあります。

ですのでレシーブする時は、どういうレシーブをしたら4球目攻撃を打てるかなど考えながら、レシーブするようにしましょう。

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4球目攻撃の練習メニュー

4球目攻撃の練習メニュー

4球目攻撃を安定させる方法はわかりましたね。続いて4球目攻撃の練習メニューを簡単に紹介します。

多球練習でストップ→ドライブ

まずは基本的な、ストップ→ドライブという4球目攻撃の流れを、多球で練習していきましょう。

短い下回転の球出しに対してストップし、2球目に長い下回転を出してもらって、ドライブで4球目攻撃するといった感じです。

ここでしっかり意識する点は、ストップしてからの素早い戻りです。ここの戻りが遅いと、詰まってしまいドライブミスしてしまうので注意です。

多球練習でストップorフリック→ドライブ

上記の基本の4球目攻撃の動きに慣れてきたら、レシーブでフリックも混ぜながら、いろいろなパターンで4球目攻撃を練習しましょう。

ストップした場合は先ほどと同じように4球目でドライブしたり、フリックした場合は次に上回転を出してもらい、4球目に上回転に対してのドライブをします。

ラリーでストップorフリック→フリックorドライブ→オール

多球練習でレシーブ→4球目攻撃の動きに慣れてきたら、ラリーでも練習していきましょう。

短い下回転サーブを出してもらい、それに対してストップもしくはフリックをします。ストップした場合は、長くツッツキをしてもらって4球目ドライブ。フリックした場合は、フォアハンドやバックハンドを打ってもらい、上回転に対してのドライブで4球目攻撃をします。

これも慣れてきたら、短いサーブだけでなくロングサーブも混ぜてもらったり、いろいろなパターンで4球目攻撃の練習をしていきましょう。

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4球目攻撃の戦術

4球目攻撃の戦術

最後に4球目攻撃の戦術を3つ紹介します。

フォア前にストップ→フォアドライブ

1つ目の4球目攻撃の戦術は、相手の短い下回転系のサーブに対してフォア前にストップし、ツッツキが来たところをフォアドライブで攻撃です。

フォア前にストップすることで相手にドライブを打たせず繋がせるのですが、この時にミドル寄りではなく厳しくフォア側にストップをすることで相手はバック側に繋ぎづらくなり、フォア側にツッツキが集まりやすくなります

フォア側にツッツキが来ることをある程度意識して待っておくことで、スムーズにフォアドライブが打てます。

バック寄りのミドルにフリック→両ハンドドライブ

2つ目の4球目攻撃の戦術は、相手の短い下回転系のサーブに対して今度はフリックを打っていき、次の返球に対してドライブで4球目攻撃していきます。

近年の両ハンドでドライブを打つプレースタイルでは、ミドルに来たボールに対して詰まりやすいです。ですのでここで少し難しいですがフリックを、相手のバック寄りのミドルに打ちます。

で、相手が詰まりながら3球目を繋いできたところを、両ハンドドライブで狙い撃ちしましょう。

バック側に鋭くツッツキ→回り込んでカウンター

3つ目の4球目攻撃の戦術は、長さは関係なく相手の下回転系のサーブに対してバック側に鋭くツッツキをし、相手がループドライブで持ち上げてきたところを、カウンターを狙いに行きます。

全国出場レベルの上級者でない限り、鋭いツッツキに対して攻撃するにはループドライブが精一杯なはずです。

なので鋭いツッツキを打てた時点で、ループドライブが来ることを頭に入れて、カウンターするつもりで準備しておきましょう。

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まとめ

4球目攻撃のまとめ

この記事では、4球目攻撃のミスが多い人の特徴や、4球目攻撃を安定させるためにはどうすればいいか、4球目攻撃の練習方法や戦術を紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

3球目攻撃はもちろんですが、4球目攻撃も安定させることにより、格段に試合での勝率は上がります。

ブロックでコースを揺さぶることでも点数に繋がりますが、格上の選手に勝つには守りだけでは勝てないものです。

大会で少しでも上位に行きたい方や、格上の選手に勝ちたい方は、この記事を読んで4球目攻撃を安定させるようにしましょう。

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