これまでの記事では、オススメの木材のみの5枚合板ラケットや7枚合板ラケットを紹介しました。
木材の合板ラケットは弾みが抑えられていてコントロールがしやすいラケットでしたが、しっかりと弾むカーボンラケットが好きという方もいると思います。
この記事では、カーボンラケットの中でもオススメの「インナーカーボン」のラケットを紹介していきます。
インナーカーボンラケットを探している方は、是非参考にしてください。
※5枚合板ラケットや7枚合板ラケットが気になる方は、以下の記事を参考にしてください
インナーカーボンラケットの特徴
オススメのインナーカーボンラケットを紹介していく前に、まずはインナーカーボンラケットの特徴を紹介していきます。
木材より軽い
インナーカーボンラケットの1つ目の特徴は、材質的に木材のラケットよりも重さが軽いということです。
木材ラケットの特徴でも書いていますが、木材に比べてカーボンという特殊素材は、材質的に軽いという特徴があります。
なのでラケットのブレードの厚さが同じラケットであれば、木材の合板ラケットとインナーカーボンラケットの重さを比べると、インナーカーボンラケットの方が軽くなります。
アウターと木材の間の弾み
インナーカーボンラケットの2つ目の特徴は、木材のみの合板ラケットよりも弾み、アウターカーボンラケットよりも弾まないということです。
特殊素材のカーボンを使用することで木材ラケットよりも弾むようになっていますが、カーボンをブレードの内側に組み込むことによって弾みすぎないようになっています。
ですので、木材ラケットで基礎が身に付きコントロールができるようになっていて、木材ラケットより弾むラケットを使いたいという方には、インナーカーボンラケットがオススメになります。
オススメのインナーカーボンラケットを10つ紹介
では本題の、オススメのインナーカーボンラケットを10選して紹介していきます。
1.サイバーシェイプカーボン(STIGA)
サイバーシェイプカーボンは、2021年世界卓球の男子シングルスで準優勝に輝いたスウェーデン代表のモーレゴート選手が使っていることでも注目を浴びたラケットです。
卓球界でも初のブレードが6角形の形をしていて、従来のブレードよりも合計約5%大きくなっています。その分、スイートスポットが広くなっていて、ミスが格段に減るような設計になっています。
何よりも形が珍しいため、練習で使えば人気者になれます。
2.インナーフォースレイヤーZLC(BUTTERFLY)
インナーフォースレイヤーZLCは、インナーカーボンの中でも特にボールを掴む感覚があり回転がかかりやすく、バランスの良いラケットです。
多くの有名選手も使用しているラケットのため、安心感もあります。迷ったら使ってみることをオススメします。
3.インナーフォースレイヤーALC(BUTTERFLY)
インナーフォースレイヤーALCは、全ての技術が打ちやすく安定感のあるラケットです。
インナーカーボンにしては弾みますが、回転がかかりやすくボールが弧線を描いてくれるので、スピードとコントロールが両立されていて、打っていて安心感があります。
4.張本智和インナーフォースALC(BUTTERFLY)
張本智和インナーフォースALCは、張本智和選手とバタフライが共同で開発したラケットで、実際に張本選手が使用しているラケットです。
ベースはインナーフォースレイヤーALCで、若干ブレードのサイズが大きい作りになっています。
張本選手のような前陣での両ハンドプレーにあこがれている方は、是非使ってみましょう。
5.アコースティックカーボンインナー(Nittaku)
アコースティックカーボンインナーは、程よい打球感で特にミート打ちなどで前陣での攻撃が主体の選手にオススメのラケットです。
球持ちもかなり良いので、力のない中学生や女性の方でも、しっかり食い込ませてボールを飛ばすことができます。
6.マークカーボン(YASAKA)
マークカーボンは、安定性やコントロール性抜群のマークウッドの良さをそのままに、弾みをプラスしたようなラケットです。
基礎技術を習得したばかりで、初めてカーボン入りのラケットを使うような方にオススメです。
7.アルネイドインナー(YASAKA)
アルネイドインナーは、インナーカーボンですがインナー以上に弾むラケットです。
とは言ったもののアウターよりは弾まないので、インナーでは物足りない方にオススメです。
8.アイスクリームAZXi(XIOM)
アイスクリームAZXiは、話題になったフォア面とバック面でカーボンの種類が違うラケットです。
面毎に弾みが違うカーボンが搭載されているので、好みに合わせてフォア面とバック面を使い分けることができる理想のラケットです。
また個人的には、グリップのデザインも両面で違うくて、かっこいいなと思っています(笑)
9.ZX-GEAR IN(VICTAS)
ZX-GEARINは、値段以上の性能で反発力とコントロール性を両立した、バランスの良いラケットです。
また同メーカーの、VICTASのV15エキストラやヴェンタスエキストラとの相性が抜群なので、ZX-GEARINを使う際はVICTASのラバーを選ぶことをオススメします。
10.TREIBER CI OFF(andro)
TREIBERCIOFFは、スピード、スピン、コントロールのバランスがしっかりとれたラケットです。
その中でも、コントロール性もあるのに特にドライブのスピードが出るので、安定してスピードドライブを打ちたい方にオススメです。
まとめ
この記事では、オススメのインナーカーボンラケットを10選して紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
インナーカーボンラケットは、コントロールもしやすく良い弾みもあるので、個人的には好きなラケットが多いです。
木材ラケットでは弾みが物足りず、アウターカーボンは弾みすぎてコントロールができない、という方は是非インナーカーボンラケットを使ってみましょう!
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