ダブルスのレシーブを安定させるコツや練習方法を解説

ダブルスのレシーブレシーブ

卓球の試合形式は主に「シングルス」と「ダブルス」の2つあります。しかし2020年11月現在はコロナ禍にあり、ソーシャルディスタンスを保たなければいけないので、ダブルスができない状況にあります。

ですがコロナ禍になる前は、シングルスよりもダブルスを好んでプレーする選手もいました。そのダブルスで特に重要なのが、サーブレシーブです。

この記事では卓球の試合形式の中の1つ、ダブルスのレシーブを安定させるコツや練習方法などを紹介していきます。

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ダブルスとは

ダブルスとは

卓球のダブルスは、2人対2人で試合する試合形式のことです。他のラケット競技の、テニスやバドミントンのダブルスだと好きな方が好きなだけ打ち返せますが、卓球だと必ず交互にボールを打ち返さないといけないルールがあるので注意しましょう。

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ダブルスのサーブレシーブのルール

ダブルスのレシーブのルール

ではまずダブルスのサーブレシーブのルールをおさらいしておきましょう。

2本交代で行われる

ダブルスのサーブレシーブもシングルス同様に2本交代で行われます。ですが少しややこしく、AさんサーブでCさんレシーブの次はCさんサーブでBさんレシーブ、その次はBさんサーブでDさんレシーブのように、全員にサーブレシーブが順番に回っていくようなルールになっています。

※AさんBさん対CさんDさんの場合

サーブはフォアクロスのみ

シングルスのサーブはどこからどこへ出しても良いですが、ダブルスのサーブはフォアクロスのみとなります。

万が一フォア側からバック側へ出してしまった場合は、失点してしまうので注意しましょう。

ちなみにサーブがフォアクロスと決まっているだけで、レシーブはどこへ打ってもOKです。

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ダブルスのレシーブを安定させるための5つのコツとは?

ダブルスのレシーブを安定させるための5つのコツとは?

では肝心のダブルスのレシーブを安定させるためのコツを見ていきましょう

1.構えの位置を意識する

まず1つ目のコツですが、レシーブ時の構えの位置を意識しましょう。ダブルスではショートサーブが来ることが多いので、卓球台の中に体を入れるようにして構えると、レシーブが安定します。

ショートサーブが多い理由は、来るコースがわかってるためロングサーブを出すと強く打たれることをわかっているからです。

ですので基本的にショートサーブ待ちをするために、卓球台の中に体を入れるようにして構えましょう。

台の中に体をいれた位置に構える

2.どんなサーブが来るかをある程度想定しておく

2つ目のコツは、どんなサーブが来るかをある程度想定しておくことです。なにも考えずに構えてレシーブをすると、絶対にミスします。

下回転か上回転どちらが来そうか、ショートサーブがロングサーブどちらが来そうかだけでも考えておくことで、レシーブは安定してくれます。

サーブの長短はショートサーブが8割、ロングサーブが2割くらいのイメージを持つと良いと思います。

ショートサーブが8割、ロングサーブが2割くらいのイメージ

3.力を抜いて低い体勢で構える

3つ目のコツは、レシーブ時は力を抜いて低い体勢で構えることです。ショートサーブがメインで来るので、台上技術でのレシーブがメインになります。台上技術は繊細な技術が多いので力むとミスが多くなります。

またサーブの来るコースがわかっていても、棒立ちになると目線が高くなりどんな技術も入らなくなります。ですのでレシーブ時は、力を抜いて低い体勢で構えるようにしましょう。

力んだり棒立ちにならないように

4.レシーブ時は止まって打つ

4つ目のコツですが、レシーブを打つ時は止まって打つようにしましょう。レシーブした後は、パートナーが打つ番になるのですぐにどかないといけませんが、どくことを意識しすぎて動きながら打つとミスしやすくなります。

打った後、素早く動くことも大切ですが、動きながら打つのではなく、レシーブを打つ時は止まってしっかりとした体勢で打てるようにしましょう。

動きながら打たないように

5.次の展開を想定してレシーブする

5つ目のコツですが、レシーブした後の次の展開も想定しながらレシーブすることです。これはコツというよりか気を付けることになりますが、次の展開を想定してレシーブすることで、パートナーがスムーズに卓球台に入ってボールを打ちやすくなります。

レシーブを打つ時は、レシーブのことだけを考えるのではなく、その後の展開や次にボールを打つパートナーのことも考えておくようにしましょう。

パートナーのことも考えておく
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ダブルスのレシーブの練習方法

ダブルスのレシーブの練習方法

ダブルスのレシーブを安定させるコツがわかったところで、続いて練習方法を見ていきます。

多球練習でフォア側にストップやツッツキボールを出してもらう

1つ目の練習方法は、多球練習です。フォア側にストップボールやツッツキボールなどいろいろなボールを出してもらい、レシーブの練習をしていきます。

この時、もちろんシングルスなどの時と同じ構えの位置ではなく、ダブルスのレシーブをする時の構えの位置に立って練習をしましょう。

実際にフォアクロスにいろんなサーブを出してもらう

2つ目の練習方法は、実際にダブルスのコースでサーブを出してもらうことです。フォアクロスでサーブを出してもらうことで、ダブルスのレシーブ練習ができます。

ラリーは続けず、サーブレシーブで止めてひたすらレシーブ練習のみをすることで、効率の良いレシーブ練習をすることができます。

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ダブルスのレシーブをミスしないために意識すること

ダブルスのレシーブをミスしないために意識すること

ダブルスのレシーブをミスしないために特に意識することは、どんなサーブが来るかある程度山をはっておくことと、動きながら打たないことです。

ある程度どんなサーブが来るか山をはっておけば想定通りだった時スムーズにレシーブできますし、動きながら打たずレシーブした後に素早く動くことが出きれば、体勢が崩れながら打球することもなくなります。

特にこの2つを意識しておけば、格段にミスが減ると思います。

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ダブルスのレシーブの戦術

ダブルスのレシーブの戦術

ダブルスのレシーブの戦術にはどんなものがあるでしょうか?試合に役立つ戦術を見ていきましょう。

ストップやフリックを使う

1つ目の戦術は、ストップやフリックなど様々な台上技術を混ぜることです。ツッツキだけだと、当然相手に先にドライブを打たれて自分から攻撃ができなくなります。

ですがフリックをすることで先に攻撃の展開を作れますし、ストップをすることで相手にツッツキを打たせて、こちらからドライブを打つことができます。

ダブルスのレシーブでは、なるべく簡単にツッツキを打たないようにしましょう。

流しツッツキを混ぜる

2つ目の戦術は流しツッツキを混ぜることです。先ほど簡単にツッツキを打たないようにしましょうと伝えましたが、どうしてもツッツキしかできない場面もあります。

そのような時にツッツキしかできないと当然ドライブを打たれてしまいますが、ツッツキの中に流しツッツキを混ぜるだけで、相手はうまく反応できずドライブが打てなくなります

どうしてもツッツキしかできない場面は、流しツッツキも混ぜるようにしましょう。

参考動画

参考動画

最後にダブルスのレシーブの参考動画を載せておきます。テキストだけではわかりづらいという方は、参考にしてください。

参考動画を見る

まとめ

ダブルスのレシーブのまとめ

この記事では、卓球のダブルスのレシーブを安定させるコツや練習方法、レシーブの戦術などを紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

シングルスでもそうですが、卓球のダブルスの試合では、特にレシーブは重要になってきます。レシーブで優位にたつことができれば、試合の流れも良くなります。

ダブルスのレシーブが苦手な方は、是非この記事を参考にして、ダブルスのレシーブ練習をしてみてください。

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